2023年8月25日、FIBAバスケットボールワールドカップ2023が開幕します。
8月19日には日本代表とスロベニア代表の国際強化試合がありますね。
スロベニア代表がどんなチームか気になりませんか?
- スロベニア代表のメンバーは?
- NBA選手の情報は?
- スロベニア代表と日本代表の差はどのぐらい?
上記の疑問が私の頭にも浮かびました。
海外のバスケリーグは日本での放送がないので、情報が少ないこともあり調べることにしました。
この記事では、バスケットボールのスロベニア代表のチームやメンバー情報をまとめています。
最後まで読めば、スロベニア代表のバスケットボールの実力がわかるので、試合観戦がより楽しくなりますよ!
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【バスケ】スロベニア代表|2023年W杯出場メンバーまとめ!
FIBAバスケットボールワールドカップ2023に出場するスロベニア代表候補のメンバーは以下の通りです。
選手名 | POS | 身長 | 誕生日 | 所属 |
---|---|---|---|---|
ルカ・ ドンチッチ | PG SG | 201 | 1999 2/28 | マブス NBA |
グレゴール・ グラス | SG | 198 | 2001 4/29 | アドリア リーグ |
ジョーダン・ モーガン | PF | 204 | 1991 9/15 | トルコ リーグ |
ミハ・ ラポルニク | PG | 194 | 1993 10/18 | スロバ キア リーグ |
マイク・ トビー | C | 213 | 1994 10/10 | スペイン リーグ |
ジガ・サマー | PG | 197 | 2001 1/26 | ドイツ リーグ |
クレメン・ プレペリッチ | PG | 192 | 1992 10/20 | スペイン リーグ |
ブラズ・ マコビッチ | SF | 201 | 1990 3/21 | スロベ ニア リーグ |
アレクセイ・ ニコリッチ | PG | 191 | 1995 2/21 | イタリア リーグ |
ブラッコ・ チャンチャー | SF | 203 | 1997 4/10 | ナゲッツ NBA |
ササ・シアニ | PF | 205 | 2003 3/25 | スロベ ニア リーグ |
アーバン・ クラウザー | PG | 186 | 2004 3/27 | スペイン リーグ |
ゾラン・ ドラギッチ | SG | 196 | 1989 6/22 | アドリア リーグ |
ジガ・ ディメッツ | PF | 210 | 1993 2/20 | 西宮 ストー クス |
バイン・ プレペリッチ | PF | 200 | 2001 8/5 | スロベ ニア リーグ |
ユーリ・ マクラ | SF | 211 | 1999 12/23 | スロベ ニア リーグ |
ヤカ・ ブラジッチ | G | 196 | 1990 6/30 | トルコ リーグ |
ヤコブ・ チェバシェク | SF | 200 | 1991 4/28 | ベルギー リーグ |
グレゴール・ ホバット | SF | 196 | 1994 8/18 | フランス リーグ |
アルジャズ・ クンク | SF | 205 | 1999 7/30 | アイオワ 州立大学 |
スロベニアという国は、クロアチアの左にある中央ヨーロッパの国です。
1991年、スロベニアはユーゴスラビアから独立しました。
独立してまもないスロベニアですが、バスケットボールの人気や知名度はどの程度か気になりますね。
バスケットボールはスロベニアで人気スポーツ
スロベニアは人口210万人前後の小さな国ですが、バスケットボールの人気が高く、スロベニア出身のNBA選手もたくさんいます。
国内にはプレミアAスロベニアバスケットボールリーグ(通称1.SKL)があり、自転車競技と並んで人気スポーツなんですよ。
私はサッカーだけがスロベニアの人気スポーツだと思っていました^ ^;
世界的に見ても、スロベニアのバスケットボールは知名度が高くなってきています。
そんなスロベニアですが、バスケットボールの世界ランキングや実力はどの程度なのでしょうか?
バスケ|スロベニア代表の世界ランキング
2023年8月10日現在、スロベニア代表の世界ランキング(FIBAランク)は7位です。
スペインやアルゼンチンなどの強豪国(アルゼンチンはW杯2023予選敗退)よりはランキングが低いですが、近年とても力をつけています。
オリンピックにおけるバスケットボール競技において、スロベニア代表は2021年の東京五輪で初出場を果たしました。
当時、世界ランキング8位でオリンピック常連チームだったリトアニアに勝利してのオリンピック出場でした。
後述するルカ・ドンチッチ選手が、NBAの試合終了後すぐにチームへ合流し、2017年以来のスロベニア代表となったことがオリンピック出場の大きな要因となりました。
その2017年には、オリンピックやワールドカップに次いで優勝が難しいユーロバスケットで見事チャンピオンに輝いています。
2023年8月現在、FIBA公式サイトでも「バスケットボールワールドカップで表彰台を狙える、まさしく有力候補だ」と紹介されているダークホースですよ。
バスケ|スロベニア代表の監督
スロベニア代表のバスケットボールチームは、アレクサンデル・セクリッチ監督が率いています。
スロベニア代表監督プロフィール
- 名前:アレクサンデル・セクリッチ
- 表記:Aleksander Sekulić
- 生年月日:1978年2月24日
- コーチキャリア:1996年より開始
2023年8月現在、若干45歳であるアレクサンデル・セクリッチ監督のコーチ歴は27年になります。
私のコーチキャリアは15年なので、倍近い長さですね^ ^;
アレクサンデル・セクリッチ監督は18歳からスロベニアのリーグでアシスタントコーチを始めたんだとか。
2018年にスロベニアのB代表の監督、2020年にはスロベニア代表の監督を務めています。
バスケW杯スロベニア代表2023注目メンバー|ルカ・ドンチッチ
FIBAバスケットボールワールドカップ2023に出場する、スロベニア代表の注目選手を解説します。
スロベニア代表の注目メンバーは、スロベニア代表が初のオリンピックに出場した原動力となったルカ・ドンチッチ選手です。
名前 | ルカ・ドンチッチ(Luka Dončić) |
ポジション | PG/SG |
生年月日 | 1999年2月28日 |
出身 | スロベニア リュブリャナ |
年齢 | 24歳(2023年8月7日現在) |
身長 | 201cm |
体重 | 104kg |
所属チーム | NBA ダラス・マーベリックス |
NBAのスーパースターであるルカ・ドンチッチ選手のプロキャリアは、2015年にスペインの名門レアル・マドリードで始まりました。
2018年、ルカ・ドンチッチ選手はユーロリーグ優勝を果たし、MVPをはじめ数々の賞を受賞しています。
同年のNBAドラフトで、1巡目全体3位でアトランタ・ホークスに指名されたルカ・ドンチッチ選手。
しかし、その後すぐにダラス・マーベリックスへトレードされ、同チームでNBAのキャリアをスタートさせました。
2019年には新人王を獲得しましたし、オールスターチーム選出などの実績から、今後NBAを引っ張っていく選手と言われてるんだとか。
ルカ・ドンチッチ選手の、NBAをはじめユーロリーグなどでの受賞歴は以下の通りです。
- NBAオールスター(2020-2023年)
- NBA All-NBAファーストチーム(2020-2023年)
- NBAルーキーオブザイヤー(2019年)
- ユーロリーグ優勝(2018年)
- ユーロリーグMVP(2018年)
- ユーロリーグ ファイナルフォー MVP(2018年)
- スロベニアスポーツマンオブザイヤー(2018年)
ルカ・ドンチッチ選手の身長は201cmなので、オリンピックで戦った日本代表の富樫勇樹選手とは30cm以上の差があります。
そんなルカ・ドンチッチ選手の特徴をまとめました。
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ルカ・ドンチッチの特徴①|得点能力
ルカ・ドンチッチ選手の特徴の1つ目は、優れた得点能力です。
得点を量産するための様々な技術があり、高い攻撃力を持つルカ・ドンチッチ選手。
2022年のユーロバスケットで、ベルギーと対戦した際のルカ・ドンチッチ選手のショットチャートをご覧ください↓↓↓
上記のショットチャートからわかるように、ステップバックからロングの3ポイントシュートを正確に打つことができます。
ミッドレンジからのジャンプショットを高確率で決めることができますし、フローターやポストプレーからのシュートも得意です。
多彩なオフェンススキルを持つルカ・ドンチッチ選手は、どの距離からでも得点能力を発揮できることがわかりますよね。
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ルカ・ドンチッチの特徴②|オールラウンダー
ルカ・ドンチッチ選手の2つ目の特徴として、オールラウンダーであることがあげられます。
ポジションレスな幅広いプレースタイルであり、ポイントガードやシューティングガード、さらにはスモールフォワードなど各ポジションの要素を兼備していますよ。
2022-2023シーズンの、NBAにおけるルカ・ドンチッチ選手の平均スタッツを見てみましょう↓↓↓
MIN | PTS | REB | AST |
---|---|---|---|
36:12 | 32.4点 | 8.6本 | 8.0本 |
NBA全体で2位の得点力もさることながら、リバウンドやアシストの平均も高いです。
このことから、ルカ・ドンチッチ選手が攻撃の組織化から得点まで、ゲームのあらゆる場面で影響力を発揮していることがわかりますよね。
その柔軟性から、オールラウンダーのルカ・ドンチッチ選手がどんな戦略でも対応可能であることが理解できます。
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ルカ・ドンチッチの特徴③|バスケットIQとビジョン
ルカ・ドンチッチ選手の特徴の3つ目は、高いバスケットIQと広いビジョン(視野)です。
バスケットIQとは、バスケットボールというゲームを理解し操作する能力を意味します。
非常に高いバスケットIQを持つルカ・ドンチッチ選手は、試合の流れを読み、自身のプレーで試合をコントロールすることが可能です。
Luka Doncic on where he’s want to sign if he were to leave Dallas:
— Jazz Focus (@utjazzfocus) August 10, 2023
“If Dallas doesn’t want me? Lakers or Utah.” pic.twitter.com/va3uZ4Ivpw
加えて、ルカ・ドンチッチ選手は広いビジョンを持っています。
いつも試合中は全体を見渡し、自分のポジションだけじゃなくチームメイトの位置や動き、相手の動きさえも的確に把握しているんですよ。
コートを俯瞰するルカ・ドンチッチ選手のパスは精度が高く、常に最適な場所に届くので有利な試合運びができます。
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【バスケW杯の豆知識】スロベニアが福井県福井市で事前合宿を行なった理由
2021年、スロベニア代表は東京オリンピックの事前合宿を福井県福井市で行いました。
その理由は、福井県福井市がスロベニア共和国の「ホストタウン」に登録されたからなんだとか。
オリンピックなどのスポーツ大会で選手や来客が訪日する際、事前合宿への誘致をして国際交流を深めるのがホストタウンの目的です。
2002年、日韓ワールドカップでカメルーン代表が直前合宿地として大分県中津村を訪問し、交流したことで話題となりました。
福井県福井市には、バスケットボールの強豪校・北陸高校があり、同校の卒業生には篠山竜青選手などがいます。
東京オリンピックではコロナウィルスの影響で市民との交流はできなかったそうです。
しかし、子供たちが書いた温かい応援メッセージに歓迎されたロベニア代表の選手たちは、とても喜んでいたそうですよ。
スロベニア代表の選手からは横断幕とバスケットボールが贈られました。
この交流のおかげでもあったのか、オリンピック初出場のスロベニア代表は4位と大健闘!
FIBAバスケットボールワールドカップ2023でも、またスロベニア代表が福井県福井市を訪れるかもしれませんね。
【徹底比較】スロベニア代表と日本代表
2023年8月19日、スロベニア代表と日本代表が国際強化試合で対戦することもあり、2チームの比較をしていきます。
平均身長の高さ
スロベニア代表と日本代表の平均身長は以下の通りです。
- スロベニア代表:200cm
- 日本代表:191cm
スロベニア代表が日本代表より9cm高いことがわかります。
しかし、最も身長が低いスロベニア代表選手が186cm(日本代表は167cm)なので、試合では身長差で不利になるマッチアップが出てくるでしょう。
ちなみにスタメンの平均身長は、スロベニア代表が201cm、日本代表が193cmです。
選手層の厚さ
選手層の厚さも比較してみましょう。
日本代表のスタメンにはNBA選手の渡邊雄太選手、GリーグやオーストラリアのNBLでプレーした馬場雄大選手、帰化選手のジョシュ・ホーキンソン選手がいます。
アメリカのネブラスカ大学(NCAA1部)の富永啓生選手もいますが、それ以外は世界での経験が乏しく、5人全員を海外組にできるほど選手層は厚くありません。
スロベニア代表はルカ・ドンチッチ選手のワンマンチームにも見えますが、ヨーロッパのリーグでプレーする選手が多いのでフィジカルが強く、ディフェンス力や3ポイントシュート力も高いです。
それに加え、1試合平均30得点以上を誇るルカ・ドンチッチ選手への信頼感があります。
勝負がかかった場面でシュートを決められる絶対的エースの存在は、チームにとって何よりの安心材料になるでしょう。
日本代表は八村塁選手が出場を辞退しているので、平均的に30得点以上できるエースはいません。
したがって、総合的なチーム力となる選手層の厚さがキーポイントとなります。
比江島慎選手や須田侑太郎選手、吉井裕鷹選手など控えのシューターまたはフォワードの活躍が必須ですね。
バスケットボールワールドカップ出場国パワーランキング
最後はFIBAバスケットボールワールドカップ2023の出場国パワーランキングを比較します。
スロベニア代表と日本代表の順位は以下の通りです。
- スロベニア代表:5位
- 日本代表:14位
スロベニア代表の実力を、世界ランキング3位のオーストラリアに次ぐ4位であるとFIBAは認めています。
近年の世界大会での勝ち上がりと選手層の厚さから順位を判断しているのでしょうね。
FIBAは世界ランキング1位のスペインを2位と予想している(1位はアメリカ)こともあり、ワールドカップでは熾烈なメダル争いが繰り広げられると考えられます。
日本代表は14位ですが、開催国なのでホームゲームの強みと、NBA選手を2人輩出した実績に期待しましょう!
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結論:バスケW杯スロベニア代表メンバーは海外経験豊富な選手が揃っている!
今回はFIBAバスケットボールワールドカップ2023に出場するスロベニア代表のメンバーやチームについてまとめました。
高さを活かしたリバウンド勝負や、NBAのスーパースターであるルカ・ドンチッチ選手のプレーに注目すると、日本代表との国際試合は面白いですよ。
ルカ・ドンチッチ選手はイケメンなハニカミ王子なので、そのかっこよさも注目ポイントかもしれませんね。
これからもバスケットボールのスロベニア代表のメンバーやチームの活動を応援していきます!
スロベニア代表と同じグループFにいるチームの記事も書いたので、ぜひ読んでください↓↓↓