2023年5月8日、FIBAバスケットボールワールドカップ2023のオーストラリア代表候補にNBAで活躍するジョシュ・ギディー選手が選出されました。
NBAに突然現れ、トリプルダブルを連発しているジョシュ・ギディー選手について気になりませんか?
- ジョシュ・ギディー選手の経歴やプロフィールは?
- プレースタイルは?
彼の名前を聞いてから、私も上記のようなことが気になりました。
NBAは地上波での放送がなく、情報源が少ないので調べることにしました。
この記事では、ジョシュ・ギディー選手のプレースタイル、経歴やプロフィールをまとめています
どんな選手か分かりやすく解説しているので、最後まで読めば試合観戦がより楽しくなりますよ!
【NBAのネクストスター】ジョシュギディーのプロフィール
ワールドカップで対戦するオーストラリア代表のジョシュギディー pic.twitter.com/EoDt4fKJvj
— トーチカ (@bsk04280808) July 23, 2023
それでは早速、ジョシュ・ギディー選手のプロフィールからご紹介します。
ジョシュギディーのプロフィール
- 生年月日:2002年10月10日
- 出身地:オーストラリア ビクトリア州メルボルン
- 国籍:オーストラリア
- 身長:203cm
- 体重:98kg
- ウイングスパン:202cm
- 所属:オクラホマシティ・サンダー(2023年7月現在)
- ポジション:PG
ジョシュ・ギディー選手の身長は203cmで、オーストラリア出身のイケメン選手です。
PGにしてはかなり大きいことがわかりますよね。
NBAグローバル・アカデミー出身でNBAプレイヤーになったのは、ジョシュ・ギディー選手が初めてなんだとか。
2022-2023年シーズンでは、トリプルダブルを4回達成した将来有望な大型の司令塔です。
続いて、ジョシュ・ギディー選手がどんなプレースタイルなのかを解説します!
【パスの魔術師】ジョシュギディーのプレースタイル
ジョシュ・ギディー選手のプレースタイルは、味方を生かすピンポイントパスに特徴があります。
広いコートビジョンと高いバスケットIQを持っていて、周りの選手たちへのアシストを量産していますよ。
ピック&ロールからスクリナーへのパスはもちろん、オフボールスクリーンからスリップしてダイブした味方も見逃しません。
ディフェンスのローテーションを読んだクロスコートパスも正確無比です。
ディフェンスが目線を外した空間に、まるで針の穴に通すような精度でパスを成功させます。
チームにはアイザイア・ジョー、ジェイレン・ウィリアムズ、ジェイリン・ウィリアムズ、ウスマン・ジェンと若手選手が多く、若いチームをプレイメーカーとして牽引していますよ。
ジョシュ・ギディー選手自身も、ペネトレイトして得点する能力は高いです。
203cmの高身長ですが、フローターを巧みに使うなどしてスコアします。
身体能力はそれほど高くありませんが、若くしてすでに洗練されたプレースタイルに、あなたも魅了されること間違いなしですよ!
【8歳で天才と話題】ジョシュギディーの経歴
8歳の時、ジョシュ・ギディー選手はクラブチーム「メルボルン・タイガース」のトライアウトの会場で、すでにその才能を発揮していました。
父親がトライアウトの初心者セッションを担当していたので、それについてきただけのジョシュ・ギディー選手はトライアウトには参加していませんでした。
しかし、周りの同じ年の子たちがしているボール遊びとは明らかに様子が違ったんだとか。
なんとジョシュ・ギディー選手は、8歳ですでにバックビハインドやレッグスルーをして周囲を驚かせていました。
彼がバックビハインドやレッグスルーをしようとしているので、私は「何だ?」と思いました。ボールを持ったジョシュを見たのはそれが初めてでした。そしてそれは信じられないことでした。
引用元:https://www.foxsports.com.au/basketball/nba/nba-2022-josh-giddey-oklahoma-city-thunder-journey-to-nba-melbourne-tigers-nbl-injury-update/news-story/dc2615dfdb6668832e14e4a7ebb0a7e6
日本で言うと小学校低学年ですから、そんな小さな子がこれだけ上手なテクニックを持っていたのなら天才と言われて当然ですよね!
ゲームに出たら「今のはちゃんと見えていたのか?」と大人が驚くようなパスを毎試合成功させていたそうですよ。
身体能力は低かったそうですが、昔からバスケットIQは高い選手でした。
「ジュニアのキャリアを通じて、父が指導者だったんだ」と語っていることから、ジョシュ・ギディー選手が上達したのは父親のおかげだということがわかります。
2013年から2017年の間、ジョシュ・ギディー選手が所属していたメルボルン・タイガースのリーグ戦績は61勝1敗1分で、優勝が3回でした。
白馬の王子様と書いて、ジョシュギディーと読む pic.twitter.com/SWgbaet0KR
— あるひのにどねのNBA (@NBA_nidone) July 30, 2022
2019年、国内最高峰のジュニアバスケットボールトーナメントであるナショナル・ジュニア・クラシック(U-18)の決勝戦で、当時16歳だったジョシュ・ギディー選手はなんとチーム最多の30得点を記録しています。
チームは負けたそうですが、この頃からとてつもないポテンシャルだったのですね!
その証拠に、ジョシュ・ギディー選手は当時すでにNBAグローバル・アカデミーから実力を認められ入学を許可されています。
アカデミーで18ヶ月過ごした後、ジョシュ・ギディー選手は多数のNCAA1部のチームからオファーを受けました。
しかし、全米の大学では満足なプレータイムを得られないと判断し、NBLのネクスト・スター・プログラムを利用してアデレード・36ersに入団します。
当時のジョシュ・ギディー選手がNBLで記録したスタッツは以下のとおりです↓↓↓
平均得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|
10.9 | 7.3 | 7.6(リーグトップ) |
当時NBLでは史上最年少でトリプルダブルを記録し、NBL史上初となる2試合連続のトリプルダブルも達成したんだとか。
18歳だったジョシュ・ギディー選手は大人の選手たち相手に堂々とプレーし、NBLの新人賞とアシスト王を受賞しました。
【NBA最年少トリプルダブル】ラメロボールと似た経歴
2021年、NBAドラフトで6位指名されたジョシュ・ギディー選手は、同じくNBA選手のラメロ・ボール選手と似た経歴を持っているんです。
ラメロ・ボール選手もジョシュ・ギディー選手と同じく、NBLのネクスト・スター・プログラムの一環でイラワラ・ホークスでプレーしています。
しかも両選手ともそれぞれNBLでプレーした年の新人賞を受賞しているんですよ。
2020年、NBAドラフト3位で指名されたラメロ・ボール選手は、当時の史上最年少(19歳140日)でトリプルダブルを達成していますが、翌年にはジョシュ・ギディー選手がこの記録を塗り替えているんです(19歳84日)!
最も若くトリプルダブルを記録した選手ランキング
— アル@NBA (@beard_arrow_No8) January 5, 2022
1,ジョシュギディ 19歳84日
2,ラメロボール 19歳140日
3,マーケルフルツ 19歳317日
4,ルカドンチッチ 19歳327日
5,ロンゾボール 20歳15日
6,レブロンジェームス 20歳20日
7,デニススミスJr 20歳34日
8,ラマーオドム 20歳54日
↓ pic.twitter.com/1FCniViM7f
ちなみに、前述したNBLでのトリプルダブルも、ラメロ・ボール選手の最年少記録をジョシュ・ギディー選手が更新していたんだとか。
経歴がこれだけ似ていて、さらにポジションは同じPGであるジョシュ・ギディー選手とラメロ・ボール選手。
注目の若手2人の活躍から、今後も目が離せませんよね!
結論:【歴代の名PGの大型版】ジョシュギディーはNBAのネクストスター選手で間違いなし!
今回はオーストラリア出身のジョシュ・ギディー選手について深掘りしてみました。
広いコートビジョンや高いバスケットIQを持ち、高精度のパスを繰り出す大型の司令塔です。
ジョシュ・ギディー選手の経歴はラメロ・ボール選手と似ていることもわかりましたよね。
パスの魔術師であるジョシュ・ギディー選手はトリプルダブルを量産し続けています。
オーストラリア代表としても、FIBAバスケットボールワールドカップ2023で大暴れすることでしょう。
これからも、ジョシュ・ギディー選手の活動を応援していきます!