FIBAバスケットボールワールドカップ2023に、アメリカ代表として選出されているアンソニー・エドワーズ選手。
そんなアンソニー・エドワーズ選手の評価が気になりませんか?
- アンソニー・エドワーズってどんな選手?
- ジョーダン本人がネクストジョーダンと認めたって本当?
- シーズンの成績は?
上記の疑問が私の頭にも浮かんできたので、調べることにしました。
私はバスケットボールを15年以上指導した経験があり、選手や試合を見る目に自信があります。
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そんな私がこの記事で、アンソニー・エドワーズ選手の評価などについて徹底解説していきます。
最後まで読めば、あなたもネクストジョーダン誕生の目撃者になれるかもしれませんよ!
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アンソニーエドワーズのプロフィール
まずはじめに、アンソニー・エドワーズ選手のプロフィールをご紹介します。
名前 | アンソニー・デバンテ・エドワーズ Anthony DeVante Edwards |
ポジション | G |
生年月日 | 2001年8月5日 |
出身 | アメリカ合衆国 ジョージア州 アトランタ |
年齢 | 22歳(2023年8月20日現在) |
身長 | 193cm |
体重 | 102kg |
出身高校 | セレル高校から ホーリースピリット高校に転校 |
出身大学 | ジョージア大学 |
所属チーム | NBA ミネソタ・ティンバーウルブズ |
バッシュ | アディダス |
シグネチャーシューズ | アンソニー・エドワーズ1 |
- 受賞歴
- NBAオールスター(2023)
- NBAオールルーキーファーストチーム(2021)
- オールSECセカンドチーム(2020)
- SEC新人王(2020)
- マクドナルド・オール・アメリカン(2019)
アンソニーエドワーズ|NBA入りまでの経歴
アンソニー・エドワーズ選手は、ジョージア州アトランタで生まれ育ちました。
少年時代のアンソニー・エドワーズ選手は、アメリカンフットボールのクォーターバック・ランニングバック・コーナーバックの選手として活躍していたんだとか。
10歳の時、アンソニー・エドワーズ選手は国内最大のアメリカンフットボールのユース組織であるポップ・ワーナーにおいて、ランニングバックのトップ選手でした。
アメフトのランニングバックとは
アメリカンフットボールのランニングバックとは、ボールを持って走り陣地の獲得を目指すオフェンスのポジションのことを指します。ランニングバックは足の速い選手が任されるポジションです。
つまり、アンソニー・エドワーズ選手はめちゃくちゃ俊足だったことがわかります。
それだけの実力の持ち主だったアンソニー・エドワーズ選手ですが、お兄さんがプレーしていたこともあってバスケットボールに興味を持ち始めました。
「もっと面白そうだった」という理由で、アメリカンフットボールからバスケットボールに転向します。
高校時代、アンソニー・エドワーズ選手が記録したスタッツは以下の通りです。
平均得点 | 平均リバウンド | 平均アシスト |
---|---|---|
29点 | 9本 | 2本 |
途中からバスケットボールに転向したとは思えないような、凄い成績ですよね!
大学進学時、アンソニー・エドワーズ選手はESPN・247Sports・Rivalなどのメディアより2019年の進学組内でトップ5の評価を受けます。
特にシューティングガードとしては、アンソニー・エドワーズ選手が1位の評価をされるまでになっていました。
NCAA1部のカンザス大学やケンタッキー大学などの強豪チームからオファーもあったアンソニー・エドワーズ選手。
しかし、憧れの選手であったドウェイン・ウェイド選手やビクター・オラディポ選手を指導したトム・クリーン監督が率いていたという理由で、ジョージア大学に進学します。
大学時代にアンソニー・エドワーズ選手が記録したスタッツは以下のとおりです。
平均得点 | 平均リバウンド | 平均アシスト |
---|---|---|
19.1点 | 5.2本 | 2.8本 |
2019年、ジョージア大学でのデビュー戦でアンソニー・エドワーズ選手は24得点を記録しています。
これは、1979年にドミニク・ウィルキンスが同大学で記録した新人デビュー戦最多得点と同じ数字でした。
全米に名前が轟く中、アンソニー・エドワーズ選手は2020年のNBAドラフトへのアーリーエントリーを表明します。
アンソニーエドワーズ|NBA入りからの経歴
2020年、アンソニー・エドワーズ選手はNBAドラフト全体1位で、ミネソタ・ティンバーウルブズに指名されました。
2020-2021シーズン開幕当初、フィールドゴール成功率が40%を下回るなどで苦しみ、ベンチからの出場が続いたアンソニー・エドワーズ選手。
しかし、シーズン途中に指揮官がクリス・フィンチ監督に交代すると、先発で起用されるようになって得点を量産し始めます。
特にニュースとなったアンソニー・エドワーズ選手の経歴についてご紹介しますね。
アンソニーエドワーズ|渡邊雄太の頭上からポスターダンク!
2021年2月19日、アンソニー・エドワーズ選手はトロント・ラプターズ戦に出場し、渡邊雄太選手の上からポスターダンクを叩き込みました。
ポスターダンクとは、バスケットボールの試合においてディフェンスをしている選手の上から豪快に叩き込むダンクのことを意味します。
ポスタライズと呼ばれることもあり、文字通り、その場面がポスターになってしまうほど強烈な印象のダンクということです。
その試合の動画がコチラ↓↓↓
渡邊雄太選手が自分のマークマンについて行こうと一歩下がった瞬間を見逃さず、アンソニー・エドワーズ選手は素早くドライブしてダンクをお見舞いしています。
アメフトのランニングバックだったこともあって、やはりアンソニー・エドワーズ選手のスピードは速いですよね。
私が渡邊雄太選手の立場だったら、心が折れて日本へ帰国していたかもしれません^ ^;
アンソニーエドワーズ|キャリアハイの49得点をマーク!
2022年4月9日、サンアントニオ・スパーズ戦でアンソニー・エドワーズ選手はキャリアハイの49得点を記録しました。
バスケットボール経験者なら理解できると思いますが、49点も自分で得点するなんて凄い体力ですよね。
私だったら、途中で疲れたことを監督にアピールして、ベンチに下がって休憩しようとするでしょう^ ^;
アンソニー・エドワーズ選手がキャリアハイの得点を記録した映像はコチラ↓↓↓
アンソニー・エドワーズ選手は左のプレーが得意です。
上記の動画の0:11のプレーは、右にスペースがあるのにわざわざディフェンスがいて狭いところへ突っ込んで得点していますよね。
アンソニー・エドワーズ選手は強靭な体の持ち主なので、少しでも隙間があれば相手を弾き飛ばしながらゴールへ突進していきます。
苦手な3Pシュートがよく決まったことも、アンソニー・エドワーズ選手がキャリアハイを記録できた要因の1つです。
アンソニーエドワーズ|NBAオールスターに出場!
2023年2月19日、アンソニー・エドワーズ選手はNBAオールスターゲーム2023にチーム・レブロンの一員として出場しました。
アンソニー・エドワーズ選手は怪我でオールスターゲームに出場できない選手の代わりに選出されたんだとか。
アンソニー・エドワーズ選手は12得点の活躍でしたよ。
動画はコチラ↓↓↓
アリウープやボースハンドダンクなど、アンソニーエドワーズ選手はド派手なプレーを見せつけていますね。
私もアンソニー・エドワーズ選手のような跳躍力があれば、もっとバスケットボールが楽しめたことでしょう^ ^;
チーム・レブロンはチーム・ヤニスに175-184で敗れましたが、アンソニーエドワーズ選手にとっては良い経験になったはずですよね!
アンソニーエドワーズの評価まとめ
続いては、アンソニー・エドワーズ選手の評価について解説していきます。
自己評価とレジェンドによる評価をご紹介していきますね!
アンソニーエドワーズの自己評価
アンソニー・エドワーズ選手は、自分のことをどのように評価しているのでしょうか。
2021年、アンソニー・エドワーズ選手は「NBAの顔になれると思う?」と聞かれ、以下のように答えています。
「あと1年は必要になるだろうね。でも、このシーズンが終わればベストプレーヤーは誰かという議論に僕の名前が加わるはずだ」
引用元:自信満々のアンソニー・エドワーズ、目標はNBAのベストプレーヤーになること「あと1年は必要だろうね」/BASKET COUNT
自信に満ち溢れているアンソニー・エドワーズ選手はカッコいいですよね。
一方で、アンソニー・エドワーズ選手には謙虚な一面もあります。
2023年のプレーオフで、デンバー・ナゲッツに0勝3敗と崖っぷちだったティンバー・ウルブズは、アンソニー・エドワーズ選手が34得点と活躍して1勝を取り返しました。
その試合の後、アンソニー・エドワーズ選手は以下のようにコメントしています。
派手なプレーで目立ちはしたけど、12点差から追いつかれた時間帯にひどいプレーをしてしまった。おかげであやうく負けるところだったのを、チームメートが救ってくれたんだ。
引用元:[NBAプレーオフ]崖っぷちのウルブズに希望をもたらすアンソニー・エドワーズ「プレーオフの雰囲気が大好きだ」/BASKET COUNT
若くしてチームのスコアラーになるような選手は傲慢なことが多いです。
しかし、上記のコメントにもあるようにアンソニー・エドワーズ選手は、勝利したのはチームメートのおかげだと謙虚な姿勢を見せていますよね。
私だったら自分がチームを勝たせたのだと威張ってしまうでしょうから、アンソニー・エドワーズ選手の謙虚さを見習いたいです^ ^;
アンソニーエドワーズはネクストジョーダンだと本人が公認!
アンソニー・エドワーズ選手は、バスケットボールの神様と呼ばれるマイケル・ジョーダン本人が認めるネクストジョーダンなんです。
ジョーダンと同じシューティングガードのポジションであるアンソニー・エドワーズ選手。
アンソニー・エドワーズ選手はジョーダン本人から、以下ような評価を受けています。
Anthony Edwards tells me the advice and motivation he got from Michael Jordan. 🐐
— Taylor Rooks (@TaylorRooks) November 18, 2020
“He was like you’re stronger than I am. You’re more athletic than me, you’re bigger than me” pic.twitter.com/pKoYldxU8o
上記の英語を日本語に翻訳すると、
「ジョーダンが、お前は俺よりも強いと言ったんだ。俺より運動神経が良いし、体格も良い、ともね」
という意味になります。
負けず嫌いで知られるジョーダンから、これだけの評価をもらえるなんて凄いですよね。
上記の動画でも、アンソニー・エドワーズ選手は終始ニコニコしながら嬉しそうに語っています。
アンソニーエドワーズのプレースタイル3選
アンソニー・エドワーズ選手のプレースタイルをご紹介します。
プレースタイルの特徴は以下の3つです。
- 並外れた跳躍力
- 屈強なフィジカル
- 抜群のオフェンススキル
①並外れた跳躍からのダンク
アンソニー・エドワーズ選手のプレースタイルの1つ目は、並外れた跳躍からのダンクです。
身体能力が高いアンソニー・エドワーズ選手は、驚異的な跳躍力を持っています。
その跳躍力を活かし、ドライブから豪快にダンクを決めることが可能です。
前述した渡邊雄太選手へのポスターダンクからもわかる通り、ペイントエリア内であればディフェンスがいてもお構いなしでダンクまで持ち込めますよ。
身長は196cmですが、ジャンプした時にはゴールの高さに顔が届くこともあるんだとか^ ^;
躊躇なくどこからでも飛んでくるので、ディフェンスは止めるのが難しいでしょうね。
②屈強なフィジカルを活かしたドライブ
アンソニー・エドワーズ選手の2つ目のプレースタイルとして、屈強なフィジカルを活かしたドライブがあげられます。
アメリカンフットボール経験者ということもあり、アンソニー・エドワーズ選手はフィジカルが非常に強いです。
前述した通り、ランニングバックはボールを抱えて自陣ゴールまで走り抜けなければなりませんので、相手がタックルでぶつかってきても倒れない強さが必要になります。
アメリカンフットボールの経験がバスケットボールでも活かされていることは間違いありません。
ダンクをするには跳躍力が必要ですが、相手がぶつかっても飛ばされないフィジカルが必要不可欠です。
アンソニー・エドワーズ選手はフィジカルも兼ね備えているので、相手に接触されながらもドライビングダンクを叩き込むことができます。
③抜群のオフェンススキル
アンソニー・エドワーズ選手のプレースタイルの3つ目は、抜群のオフェンススキルです。
上記の通り、桁外れの跳躍力とフィジカルを活かしてダンクやドライブプレーを得意とするアンソニー・エドワーズ選手。
しかし、アウトサイドサイドからの外角シュートや、ディフェンスの反応を見てステップバックジャンパーやダブルクラッチで相手をかわすことも可能です。
キャリアハイとなる49得点を記録した時のように、アンソニー・エドワーズ選手はこのオフェンススキルを武器に爆発的な得点力を示しています。
アメリカンフットボールでもオフェンスがメインだったこともあり、攻めることへの意識レベルはトップクラスに違いありません。
3ポイントシュートも改善すれば、オフェンススキルにはさらに磨きがかかることでしょう。
アンソニーエドワーズの成績
最後に、アンソニー・エドワーズ選手のシーズンごとの成績を記載しておきます。
シーズン | PTS | REB | AST |
---|---|---|---|
2020-21 | 19.3点 | 4.7本 | 2.9本 |
2021-22 | 21.3点 | 4.8本 | 3.8本 |
2022-23 | 24.6点 | 4.4本 | 5.8本 |
NBAでのシーズンを重ねるごとに、アンソニー・エドワーズ選手の成績は向上していることがわかりますよね。
まだ若いので、さらなる成長が期待できます。
今後もアンソニー・エドワーズ選手の活躍から目が離せませんね!
結論:アンソニーエドワーズはジョーダンが評価した通りのモンスター選手!
今回はアンソニー・エドワーズ選手の評価について詳しくまとめました。
アメリカンフットボールで鍛えられた肉体を駆使して、目の覚めるようなプレーを見せ続けるアンソニー・エドワーズ選手。
あの負けず嫌いなジョーダンでさえ、アンソニー・エドワーズ選手の高い身体能力を評価しています。
ネクストジョーダンであるアンソニー・エドワーズ選手の成長に、今後も大きな期待が寄せられることでしょう。
これからも、アンソニー・エドワーズ選手の活動を応援していきます!
FIBAバスケットボールワールドカップのアメリカ代表の記事も書いていますので、ぜひ読んでみてください↓↓↓