2023年8月25日に開幕するFIBAバスケットボールワールドカップ2023に向けて、馬場雄大選手が日本代表候補メンバーに選出されました。
2021年には女優の森カンナさんとの結婚が話題になりましたね。
Gリーグのテキサス・レジェンズ(ダラス・マーベリックスの傘下)で通算3度目のシーズンを過ごした馬場雄大選手。
2023年8月現在、馬場雄大選手は自身のNBA入りの可能性が代表活動にかかっているという主旨の発言をしています。
そこで気になるのは、馬場雄大選手がNBAでプレーできる可能性はあるのかということですよね。
結論から言うと、馬場雄大選手がNBAに入れる可能性は高いです。
私は15年間バスケットボールを指導した経験があり、選手や試合を見る目には自信があります。
JBA公認コーチライセンスも取得していますよ。
そんな私がこの記事で、馬場雄大選手がNBAに入れる可能性が高い理由を徹底解説します。
最後まで読めば、馬場雄大選手のNBA入りを信じて、日本代表活動を力強く応援することができますよ。
【馬場雄大】NBAへの可能性が高い理由①|Bリーグでの経歴
馬場雄大選手がNBA入りする可能性が高い理由の1つ目は、Bリーグで残した経歴にあります。
2017年6月、大学在学中の馬場雄大選手はBリーグのアルバルク東京と契約し、プロ選手としてのキャリアをスタートさせました。
2017-2018年シーズン、開幕戦から出場した馬場雄大選手は、1試合平均20分以上の出場時間を与えられます。
アルバルク東京はリーグ優勝を果たし、馬場雄大選手はシーズンの新人賞に選ばれました。
B.LEAGUE AWARD SHOW 2017-18✨
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) May 29, 2018
🎖新人賞
アルバルク東京#6
馬場 雄大
@babaseyo@ALVARK_TOKYO#Bリーグ #Bリーグアワード pic.twitter.com/bMqLhJctQb
2018-2019年シーズンもBリーグ2連覇に貢献した馬場雄大選手。
ファイナルの千葉ジェッツ戦では12得点、12リバウンド、6アシスト、2スティールという驚異的なスタッツを記録します。
馬場雄大選手はそのシーズンのファイナルMVPとベストシックスマン賞を受賞しました。
この2つを同じシーズンに受賞できているのは馬場雄大選手だけです。
B.LEAGUE AWARD SHOW 2018-19✨
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) May 15, 2019
🏅ベスト6thマン
アルバルク東京#6
馬場 雄大
@babaseyo @ALVARK_TOKYO#Bリーグ#Bリーグアワード pic.twitter.com/ztGUd1eJhg
日本人選手としては最高峰の身体能力とバスケIQを有していることになります。
BリーグにはNBAでプレーしたことがある外国籍の選手もいますよね。
NBA経験者の外国人選手を差し置いて賞を総ナメにできる馬場雄大選手は、NBAでもプレーが通用する可能性は高いと言えます。
【馬場雄大】NBAへの可能性が高い理由②|NBLが持つ伝統と実績
馬場雄大選手がNBAで通用する可能性が高い理由の2つ目として、過去に所属していたNBLが持つ伝統と実績があげられます。
NBLとは、オーストラリアの国内プロリーグです。
2019年、馬場雄大選手はNBAのサマーリーグへ出場し、その後はGリーグのテキサス・レジェンズでプレーします。
しかし、新型コロナウィルスの影響でリーグが中止となってしまい、活動の場を求めていた馬場雄大選手はNBLでプレーすることを決意したんだとか。
豪リーグ・メルボルンユナイテッドに所属する優勝請負人の3&D選手こと馬場雄大をロサンゼルスレイカーズが獲得のための調査を始めたようです pic.twitter.com/3eFROQKlrQ
— たむら (@tamura_bb0824) June 25, 2021
NBLでは、NBAでプレーするジョシュ・ギディ選手、ラメロ・ボール選手がプレーしていました。
同じくNBA選手のパティ・ミルズ選手は、馬場雄大選手が所属していたメルボルン・ユナイテッドの出身でした。
そんな伝統と実績があるリーグで、2020-2021年シーズンに馬場雄大選手は1試合平均7.6得点、リバウンド2.2本、アシスト1.2本を記録。
NBLのシーズン終了後、テキサス・レジェンズに復帰したのですが、自身が新型コロナウィルスに感染したこともあり、出場機会がありませんでした。
そうした中で、2022年に馬場雄大選手は、シーズン途中でしたがNBLのメルボルン・ユナイテッドと再び契約します。
NBA選手を多数生み出してきたNBLと縁があることから、馬場雄大選手もNBA入りの可能性があると言えるでしょう。
【馬場雄大】NBAへの可能性が高い理由③|日本代表活動で3ポイントシュート力が向上
馬場雄大選手がNBA入りする可能性が高いことを示す3つ目の理由は、日本代表活動を通して磨かれた3Pシュート力です。
日本代表監督のトム・ホーバス監督から、ボールを持ったらまず3Pシュートを考えることを要求されていた馬場雄大選手。
その意識が海外リーグでの成績にも大きく影響していることがわかります。
私は様々なウェブサイトから馬場雄大選手がGリーグやNBLで記録したスタッツを調査しました。
馬場選手が海外リーグで残した成績は以下の通りです↓↓↓
リーグ | PTS | FG% | 3P% | 3P 試投数 |
---|---|---|---|---|
2019-20 Gリーグ | 6.3 | 50.5% | 41.5% | 2.3本 |
2020-21 NBL | 7.6 | 45.0% | 33.0% | 2.5本 |
2022-23 Gリーグ | 16.4 | 57.1% | 40.6% | 3.6本 |
馬場雄大選手のスタッツは、トム・ホーバス監督体制の日本代表活動が始まった2022年から向上しています。
特に注目すべきは3Pシュートの試投数が1試合平均2.5本から3.6本と、1本以上増えたことです。
馬場雄大選手は代表活動以外でも、試合中に3Pシュートを打ち続ける意識を持っていたことがわかりますよね。
私だったら外すのが恐くなって、3Pシュートを打ち続けるのはやめてしまうでしょう。
そんなプレッシャーに負けずに3Pを打ち続けることができる馬場雄大選手は凄いです。
馬場雄大選手は、日本代表がトム・ホーバス監督の体制になってから以下のようにコメントしています。
3ポイントシュートをファーストオプションとして考えると、正直、バスケットボールがこんなに簡単なんだなって思えるほど、ディフェンスが反応しました。その後のドライブのスペースが自然と増えてきて、パスも展開できてコートが広く使えるようになりました。
引用元:バスケ男子日本代表の馬場雄大はプレースタイルの変更に見事にアジャスト「このメンタリティを極めたい」/BASKET COUNT
馬場雄大選手の身長は195cmと日本国内では大きいです。
しかし、NBAには馬場雄大選手の身長ぐらいの選手はたくさんいます。
元々はドリブルで中に切れ込むプレーが得意だった馬場雄大選手。
そんな馬場選手がNBAに入るためには、アウトサイドシュートの確率を上げることが必要不可欠と言っていいでしょう。
日本代表活動を通じて3Pシュートが上手くなっている馬場雄大選手からはNBA入りの可能性を強く感じます!
馬場雄大の国際親善試合のスタッツやショットチャート
2023年8月2日、馬場雄大選手は日本代表としてニュージーランド代表との国際親善試合に出場しました。
この試合において、馬場雄大選手は以下のようなスタッツを記録しています。
私が独自に作成したショットチャートも載せておきますので、参考にしてください↓↓↓
得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|
12点 | 3本 | 2本 |
馬場雄大選手は3Pシュート2本を含む12得点の活躍でした。
結果は79-72で日本代表が勝利!
馬場雄大選手はチームで2番目に得点しているので、勝利に大きく貢献していますよね。
本人が言っている通り、3Pシュートをファーストオプションにしていることで1対1では優位な状況でした。
グッD👍👍👍#馬場雄大#akatsukijapan
— AN。 (@AN062415) August 4, 2023
#20230804#馬場ちゃん吠える🔥 pic.twitter.com/N0mDEp2D5I
このゲームに渡邊雄太選手やジョシュホーキンソン選手は出場していません。
ですので、馬場雄大選手が中に入った時は、相手のインサイドに守られる場面もありました。
しかし、次回以降のゲームでは、上記の2人がインサイドに加わって日本代表はパワーアップします。
そうなれば、馬場雄大選手の得点がさらに伸びると私は確信しています。
国際親善試合やワールドカップでの試合が行われれば、また馬場雄大選手のスタッツなどを追記していきますね!
馬場雄大のプロフィール
最後になりましたが、馬場雄大選手のプロフィールをご紹介します。
馬場雄大のプロフィール
- 生年月日:1995年11月7日
- 出身地:富山県富山市
- 身長:195cm
- 体重:90kg
- 出身中学:富山市立奥田中学校
- 出身高校:富山第一高校
- 出身大学:筑波大学
馬場雄大選手がNBAでプレーできる可能性に深く関わる要素の1つは身長です。
政府が公表している統計サイト「e-stat」を調べてみると、26〜29歳の日本人男性の平均身長は171.8cmなんだとか。
馬場雄大選手の身長は平均より20cm以上も高いので、NBA入りの可能性は十分にありますよね!
馬場雄大選手の身長の高さの背景には、ご両親の子育てが関係していたようです。
情報元:https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003224177
馬場雄大がNBAに入る可能性を高めていた両親
馬場雄大選手の父親は、元日本代表の馬場敏春さんで、身長は2メートルあります。
母親の由香利さんは、夫婦で協力して馬場雄大選手の身長を伸ばす努力をしていたんだとか。
馬場雄大選手の母親は、身長に関して取材で以下のようにコメントしていました↓↓↓
当時の夫の口癖は「身長を伸ばせ」「目を悪くさせるな」「早く寝かせろ」。ゲームやテレビは短時間しか見させず、身長を伸ばすために毎晩寝る時にコップ一杯の牛乳を飲ませていました。父親が規則正しい生活だったので、雄大も中学校までは早寝早起きでした。
引用元:「身長伸ばせ」「早く寝かせろ」が口癖 馬場雄大選手の母に聞く【我が家の子育て】/北日本新聞社
ご両親は馬場雄大選手が子どもの頃からNBAに入る可能性を信じていたのかもしれません。
私が馬場雄大選手の立場なら、ゲーム好きなのでこの生活には耐えられないです^ ^;
ご家族の協力もあったことから、馬場雄大選手がNBAでプレーする可能性を感じずにはいられませんよね!
結論:馬場雄大がNBAに入る可能性は高い!本契約にはW杯での活躍が必須!
今回は馬場雄大選手のNBAに入れる可能性が高い理由をまとめました。
- Bリーグでの経歴
- NBLが持つ伝統と実績
- 日本代表活動で3ポイントシュート力が向上
上記の3つが、馬場雄大選手のNBAでプレーする可能性が高い理由です。
幼少期から、馬場雄大選手のご両親もNBAへの可能性を高めるな子育てをしていたこともわかりました。
馬場雄大選手が日本代表で活躍し、NBAのスカウトの目に止まる可能性を信じたいですね。
これからも、馬場雄大選手の活動を応援していきます!
馬場雄大選手が所属する長崎ヴェルカの記事も書いたので、ぜひ読んでみてください↓↓↓