皆さんどうも、IKUです!
20年前に「なんでだろう」で流行語大賞を受賞したテツandトモですが、彼らが大ブレイクするに至った裏話や理由を知っていますか?
検索すると色々な情報が出てきてどれを信じればいいかわからないのが現状かと思います。
私はテツandトモが20年前に大流行しているときからお茶の間で見ていました。
そんな私がこの記事で、テツandトモのプロフィールから今でも語り継がれるあの伝説のM-1グランプリでの裏話、彼らが今でもすごいと言われる理由やそのエピソードを厳選してご紹介します。
この記事を読めば、テツandトモに関して他の記事で書いてある情報を読む必要がなくなり、無駄な時間を使わずに済みますよ。
20年経った今でも話題になるテツandトモのことが理解でき、ちょっとした会話のネタになること間違いなしです。
テツandトモのプロフィール
まずテツandトモをよく知らない人もいるでしょうからプロフィールを紹介しておきます。
中本哲也(テツ:赤いジャージ) | 石澤智幸(トモ:青いジャージ) | |
生年月日(2023年2月現在の年齢) | 1970年5月9日(52歳) | 1970年5月10日(52歳) |
出身地 | 滋賀県 | 山形県 |
出身大学 | 日本大学藝術学部演劇学科 | 日本大学藝術学部演劇学科 |
血液型 | A型 | B型 |
身長 | 171cm | 174cm |
趣味 | 掃除・料理・走ること・ジャンベ | プロレス観戦・走ること・競馬・スロット・ジャンベ |
特技 | バルーンアート・パントマイム・子育て・けん玉5級 | 詩吟4段・ものまね・お手玉3段・けん玉5級 |
テツandトモの2人は日本大学藝術学部で出会いました。
27歳の時に共通の友人の結婚披露宴の余興で替え歌を歌ったところを、会場にいた事務所関係者にスカウトされて芸人デビューをしました。
2003年には持ちネタの「なんでだろう」が大ブレイク。
トモさんがお手洗いで「仮面ライダーいつ免許取ったんだあろうな、無免許だったら面白いな〜」と考えていたら「なんでだろう」のメロディがふと浮かんできたそうです。
テツさんが「なんでだろう」のネタ中にやっている手の動きは、メロディを聴いた時にビビッと自然に降りてきたとのこと。
2002年2月にテレビ番組『めちゃ×2イケてるッ!』の「笑わず嫌い王決定戦」に出演したことがきっかけで、「なんでだろう」は若者たちの間で一気に広まりました。
テツandトモは同年の『M-1グランプリ』に出場して6位入賞、2003年1月から『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のエンディングテーマに起用されました。
当時、ある学校であまりにもみんなが「なんでだろう」をやるから、授業の妨げになってしまうことが理由で「なんでだろう禁止令」が出るほどまでに影響力がありました。
2003年には「なんでだろう」が流行語大賞を受賞し、年末の紅白歌合戦に出場し、瞬間視聴率は3位で50.1%(1位SMAP57.1%、2位小林幸子50.6%)を記録しました。
テツandトモのM-1グランプリでの裏話
テツandトモが2002年に『M-1グランプリ』に出場した時の審査員だった立川談志さんが放った一言が、その場を一瞬にして凍りつかせました。
テツandトモと立川談志さんとの出会いは1999年、師匠が審査員を務めたNHK『爆笑オンエアバトル 第1回チャンピオン大会』に出場し、テツandトモが準優勝した時のことでした。
テツandトモの2人は、立川談志さんに「厳しい人」という印象しかなかったので、『爆笑オンエアバトル』出演前や決勝戦で話した内容は何も覚えてないそうです。
立川談志さんは『爆笑オンエアバトル』後にも自身の寄席にテツandトモを呼んだりと2人の実力を認め、可愛がっていました。
そんな立川談志さんが『M-1グランプリ』でテツandトモに放った一言がこちらです。
「お前らここに出てくるやつらじゃないよ、もういいよ」
この時、立川談志さんがテツandトモにつけていた点数は70点。
高得点でこのセリフを言われたのならまだしも、70点で言われたテツandトモが立川談志さんに突き放されたと思った会場の人たちは一瞬にしてシーンと凍りついてしまいました。
しかし立川談志さんもすぐその空気を察したようで「俺は褒めてるんだぜ」とフォローしてくれたのですが、それを聞いてもテツandトモの2人はパニックになっていたそうです。
番組終了後、テツandトモがすぐ立川談志さんの楽屋に挨拶に行くと「伝えたかったこと、分かってるな」と言われ、テツandトモの2人は「はい、ありがとうございます」と答えると「じゃあいいや」と言われてその話は終わったそうです。
テツandトモはその時のことを振り返って、「正直、全然わかんなかったですけど(笑)」と言っていますが、実はそれが褒め言葉だったんだと後になって気づいたようです。
その後にもテツandトモを舞台や寄席に呼んだり、飲みに連れて行ったりと可愛がっていた立川談志さん。
テツandトモが悩んでいた時も「やり続ければいい」と自信が持てるような言葉がけをしてくれたそうです。
時には愛情ゆえに厳しさもあったようです。
立川流の寄席にテツandトモがゲストで呼んでもらった時のことでした。
テツandトモの2人が自分達の出番が終わった後、袖に残って次の出演者を見ていたら立川談志さんに呼ばれ、「おいコノヤロー、人の舞台出て、挨拶もねえのか!」と雷を落とされたそうです。
テツandトモの2人はすぐに謝ったのですが立川談志さんは「ふざけんじゃねえぞ! どういうつもりだバカヤロー!」「何考えてるんだ!!」と怒りが収まらず、しまいに2人は涙を流して泣いてしまったそうです。
その後、立川談志さんは一転して穏やかな口調で「おい、わかったか?」「今みたいなことを言う奴がいるかもしれないから、気をつけなさい」とテツandトモに言ったそうです。
挨拶という基本的なこともできていなかったテツandトモに、愛情をもって叱ってくれた立川談志さんのこの言葉に、2人は再び涙を流したそうです。
そこからも立川談志さんは、テツandトモが紅白歌合戦に出場した際も応援に駆けつけたり、コンビ結成10周年記念ライブにギャラなしで出てくれたりと様々な場面でテツandトモの手助けをしています。
プライベートでも立川談志さんの家でテツandトモが一緒に食事をするなどとても可愛がっていました。
『M-1グランプリ』でみんなを凍りつかせた立川談志さんの一言の裏側には、テツandトモに対する並々ならぬ愛情が秘められていたのでした。
テツandトモがすごいと言われる理由が分かるエピソード3選
2023年現在、デビューして25年になるテツandトモが、今でもすごいと言われる理由が分かるエピソードを3つ紹介します。
①営業が凄すぎる
テツandトモは営業に行く際、会社であれば企業理念や社訓、地方であれば地元のローカルネタなどを交えて観客を笑わせるのだそうです。
一回きりの営業だからといって手を抜く人たちが多い中、いつも真剣にネタを考えてきてくれて会場を盛り上げてくれるテツandトモの噂が瞬く間に口コミで広まっていったたそうです。
テツandトモが何かトレンド上がってるけど、あの人ら凄いぞ
— 弾丸P (@dangan_accel) September 15, 2020
勤め先の周年記念パーティ的なものの余興に来たけど、1回こっきりの営業なのに会社の企業理念とか社訓だのを織り込んだ専用アレンジのネタ作って来てたもん
テツandトモがトレンド入りしてるけど、そのほとんどが「うちの地元に来た時は」って話で、しかもそれが全国津々浦々すぎて日本地図にマーキングしてったらイチローの安打記録図みたいになるんちゃうか
— アセルテジオP (@kaono_nai_otoko) September 15, 2020
②老若男女関係なく笑いが取れる
テツandトモには「子供からおじいちゃんおばあちゃんまで楽しめる芸をすること」という目標があるそうです。
初期の頃はツッコミのトモさんがテツさんの頭を叩くこともありましたが、ある時子供から「人の頭を叩いちゃダメなんだよ」と言われ、それ以降は叩かないように心がけていたそうです。
また、年配の方も「孫が真似しているのは何だ」と興味を持って知ってくれる人もたくさんいました。
テツandトモの「毒がない笑い」が老若男女にウケが良い秘訣なのかもしれませんね。
Y!ニュースのコメント欄で見たことあるが、地方営業にくる普通のお笑い芸人は、子供から年寄りまで愉快に笑えるネタがほとんどなくて3分持たないのに、テツandトモは地元のローカルネタも交えてどんな年齢の観客も笑わせて10分ぐらい持たせられると。地味で壮絶な努力を怠っていない。 https://t.co/uzK2Wbo2fF
— 451f (@451f_) September 15, 2020
③50歳を過ぎても芸がパワーアップしている
テツandトモの芸はたくさん体を動かすことに加え歌を歌っているので相当な体力を消耗すると思われます。
しかし、テツandトモは衰えるどころかむしろ芸がパワーアップしていることで有名です。
今テレビ出てた「テツandトモ」って私が小学生の時に流行ってて超真似してたんだけど、もう50歳らしく、なのにキレもギターもハーモニーも全く衰えてなくてむしろパワーアップしてた。ふたりがプロすぎて感動してしまった〜
— 井上向日葵 Himawari Inoue (@hima_inoue) September 15, 2020
テツandトモで感動できる私幸せジャン
2013年には、愛知県の町のお祭りステージを観た人が、「テツandトモが規模に関わらず手を抜かずに頑張っている」「お客さんも喜んでいた」という記事を書き、その記事が出た翌日からまた営業のオファーが増えたんだとか。
テツandトモの手抜きをせず一つひとつの仕事に真摯に向き合う姿勢と、任せれば必ず盛り上げてくれるという安心感が、彼らが今でもすごいと言われる理由だということがわかりますよね。
結論:テツandトモ人気の裏には、恩師の深い愛情や2人の仕事への真摯な姿勢があった!
いかがでしたか?
テツandトモの人気は、立川談志さんの存在や、2人の仕事への取り組む姿勢が支えているんですね。
もし誰かを営業で呼ぶときは、テツandトモも候補に入れると間違いありません。
テツandトモの話をちょっとした話題にもしてみてくださいね。
では、また!