スポーツ 野球

村上宗隆がバットの代わりに物干し竿で素振りをして得た3つの効果!

2023年3月15日

村上宗隆選手がバットの代わりに物干し竿で素振りをしていたことが話題になっています。

なぜそんなことをしていたのか疑問に思いませんか?

私は気になったので調べると、とんでもない効果があることが分かりました。

この記事では、村上宗隆選手がバットの代わりに物干し竿で素振りをして得た3つの効果を解説します。

最後まで読めば、理由が分からなかったモヤモヤがスッキリし、村上宗隆選手のことをより応援できるようになりますよ!

コチラも読まれています

村上宗隆がバットの代わりに物干し竿で素振りを始めた理由

結論から言うと、村上宗隆選手のお父さんの指導がきっかけでした。

村上宗隆選手がバットの代わりに物干し竿を振り始めたのは、小学生になって本格的に野球に取り組み始めてからでした。

その後、小学生から本格的に野球に取り組んだ村上選手。実家の庭で父・公弥さんと、ある特殊な練習を行なっていました。

公弥さん:「この物干しざお、あるじゃないですか。『これを振れ』って。どうしても小学生って、スイングが小さくなるじゃないですか。『大きく振れ』」

引用元:ヤクルト村上宗隆選手・父が語るホームランの“原点”…庭で物干しざお「大きく振れ」/テレ朝news

バットとは違って全長が長く、大人でも振り抜くのが難しい物干し竿。

まだ小さな頃に長い物干し竿が振り抜けていれば、確かに現在の村上宗隆選手バッティングの原点と言えるのかもしれません。

父親の村上公弥さんがバットの代わりに物干し竿を振らせていた理由は、巨人の高橋由伸選手の存在が大きかったようです。

公弥さんは自宅の庭で2メートルほどの物干し竿で素振りをやらせたことがある。高橋由伸(現巨人監督)が少年時代にやっていたと耳にしたからだ。

引用元:「男なら…」ヤクルト1位・村上宗隆を育てた父親の教育観/日刊ゲンダイ

父親の村上公弥さんが、高橋由伸さんの天才的なバットコントロールに見惚れたことがきっかけだったのかもしれませんね。

村上宗隆がバットの代わりに物干し竿で素振りをして得た効果① 体の力を全て使う

村上宗隆選手は幼少期に物干し竿の素振りをしたことで、体の力を全て使うことを覚えることができたと思います。

高橋由伸さんが詳しく解説している動画がコチラ↓↓↓

9:19で高橋由伸さんが幼少期の頃は、体の力を全部使うために長い物で素振りをする練習をすることが効果的だと言っています。

小さい頃は体の反動を使うことは良いが、体が大きくなり力がついてくれば後ろの足の使い方が大事だとも語っています。

村上宗隆がバットの代わりに物干し竿で素振りをして得た効果② ヘッドを走らせる意識

バットの代わりに物干し竿で素振りをすることは、ヘッドを走らせる意識を養うために効果があります。

2020年2月、巨人が宮崎キャンプの打撃練習に取り入れたことで話題になりました。

巨人も15年の秋季キャンプで長い棒での素振りを練習メニューに取り入れたことがあり、今年2月の宮崎キャンプでは打撃練習に導入された。長い棒は通常のバットより遠心力を使えるため、ヘッドを「走らせる」意識を養うのに効果的だ。

引用元:【巨人】丸佳浩「こどもの日」だから教えちゃう「マル秘・練習法」竹ざお素振りがヘッド「走らせる」意識養う/スポーツ報知

物干し竿などの長い棒は、小学生のように体が小さい選手にとっては特に先端にかけてが重く感じます。

ヘッドが落ちないように振るコツは、足→腰→手の順番で体をねじって反動でバットを回すことです。

これを繰り返すことで、村上宗隆選手も自然とヘッドを走らせる意識を養うことができたのではないかと思います。

村上宗隆がバットの代わりに物干し竿で素振りをして得た効果③ 体の開きを抑制

長い物で素振りをしていると、体の開きを抑制する効果を得られます。

ボールがバットに当たる瞬間をきれいな形で止めるためには、腰や下半身が開かないことが必須条件です。

インパクトの瞬間をきれいな形で止めるためには、腰や下半身が早く開かないことが必要なため、体の開きを抑える練習にもなった。丸のような正確なスイングを目指すには、もってこいの練習だろう。もし竹竿がなくても、長い棒状のものを振るだけで同じような効果が期待できる。

引用元:【巨人】丸佳浩「こどもの日」だから教えちゃう「マル秘・練習法https://hochi.news/articles/20200504-OHT1T50233.html?page=1」竹ざお素振りがヘッド「走らせる」意識養う/スポーツ報知

野球の練習では「体を開くのが早い!」とよく注意されるものですが、バットの代わりに物干し竿で素振りをすることでそれが抑えられるのですね。

これらの効果を体得しているであろう村上宗隆選手のバッティングにこれからも注目ですね!

結論:バットの代わりに物干し竿で練習したことが村上宗隆選手の原点!

村上宗隆選手がバットの代わりに物干し竿で素振りをして得た3つの効果を解説しました。

村上宗隆選手がバットの代わりに物干し竿を振り始めたのは、小学生になって本格的に野球に取り組み始めてからお父さんに言われたことがきっかけでした。

父親の公弥さんが、高橋由伸さんの天才的なバットコントロールに見惚れたことがきっかけだったのかもしれません。

村上宗隆選手は幼少期に物干し竿の素振りをしたことで得たであろう効果は次の3つです。

  • 体の力を全て使う
  • ヘッドを走らせる意識
  • 体の開きを抑制

これからも村上宗隆選手の活躍を応援していきます!

村上宗隆選手がバットにこだわりを持っている理由についての記事も書いたので、ぜひ読んでみてください。

-スポーツ, 野球