スポーツ

村上宗隆の英語力がメジャーで通用する3つの理由!【元英語教師が爆笑動画を徹底検証】

2023年3月6日

WBC日本代表の村上宗隆選手の英語力が話題となっています。

×「berry good」

○「very good」

ZEN

村上宗隆選手、豪快に間違えてるなぁ、、笑

村上宗隆選手はヤクルトスワローズに所属しており、将来メジャー入りを期待されている選手です。

「でも、こんな英語力じゃ海外でやっていけないんじゃ…」

こんな風に思われても仕方がないですよね。

しかし結論から言うと、村上宗隆選手の英語力はメジャーで通用します。

私は公立中学校で10年以上英語を教えてた経歴があります。

そんな私がこの記事で、村上宗隆選手の英語力がメジャーで通用する理由を爆笑動画などを元に徹底解説していきます。

最後まで読めば、村上宗隆選手の英語がなぜメジャーで通用すると言えるのかの理由が分かり、WBC観戦もより面白くなりますよ!

コチラも読まれています

村上宗隆は英語が本当にできない?

皆さんもご存知の通り、村上宗隆選手は英語ができません。

ジャンクスポーツに出演した際、村上宗隆選手が放った英語がコチラ↓↓↓

村上宗隆選手は「This is chance pitcher.」日本語で「こいつは打てるチャンスがあるピッチャーだ」と言いたいのでしょう。

しかし、「chance」は「pitcher」のような名詞の前では「偶然の」という意味になります。

つまり「こいつはまぐれのピッチャーだ」となり、どこに投げるかわからない暴投ピッチャーを意味することになります。

これでは英語ができないと言われても仕方ありませんよね。

しかし、コチラの動画を見ると村上宗隆選手はサンタナ選手オスナ選手と談笑しながらコミュニケーションできていることが分かります↓↓↓

0:52から外国人選手たちと身振り手振りを加えながら話始めます。

1人ではなく複数の外国人選手相手に会話していることから、英語を話している可能性は高いと思います。

簡単な英会話なのかもしれませんが、もしかしたら本当は英語が話せるのかもしれませんね。

村上宗隆の英語力を動画で徹底検証

村上宗隆選手の英語の弱点は、発音しない文字です。

皆さんも学生時代「know」の「k」を読まず「ノウ」と発音することに違和感を感じる人が多かったと思います。

その村上宗隆選手の弱点が最も現れている動画がコチラ。

36:30で村上宗隆選手は「Sign」を「サイン」と読まず「シング」と読んでいたことがわかります。

「g」があるから読まなければならないと感じた、もしくはつづりを「Sing」と混同した結果ですね。

書いてあるアルファベットを全て読まなければいけないと感じる現象は、私が教師をしていた頃は中学生たちにもよく起きていました。

38:07では「knuckle」をナイツの塙さんのヒントにより何とか「ナックル」と正解しています。

しかし、ヒントがなければ不正解だったことをツッコまれた村上宗隆選手はこうコメントしています。

  • 「コントロール」かなと思ったんスけど
  • 「k」読んじゃうんスよ

先頭に「k」があるのを読まなければならないと感じ「コントロール」と無理矢理当てはめていたのでしょう。

このように明らかな弱点がある一方で、私は村上宗隆選手の英語力向上には希望があるとも思っています。

41:20で「BABE RUTH」と出された村上宗隆選手は、自力で「ベーブ・ルース」と見事正解しているんです。

「BABE」を「バベ」と読んでしまう中学生は多いので「ベーブ」と読めた村上宗隆選手の英語センスは悪くありません。

あとは英語ばかりの環境に慣れて少しずつ勉強していくだけなのですが、村上宗隆選手にはそれが可能だと思わせる理由が3つありますのでエピソードなども交えてご紹介します。

村上宗隆の英語力がメジャーで通用する3つの理由

私が思う、英語ができない村上宗隆選手がメジャーでやっていける3つの理由は以下の通りです。

村上宗隆選手の英語力がメジャーで通用する理由

  • フォア・ザ・チーム
  • 愛されキャラクター
  • コミュ力の高さ

それぞれ1つずつ具体的に解説していきます。

外国人であっても関係ない「フォア・ザ・チーム」の姿勢

村上宗隆選手は、味方が日本人だろうが外国人だろうが関係なく「フォア・ザ・チーム」の姿勢を貫くことができます。

1軍で試合に出始めた頃から、村上宗隆選手は「ピッチャーは(マウンド上で)1人なんで」と気遣い、積極的に声をかけに行っていました。

村上宗隆選手はまだ若いですが、大ベテランの石川雅規選手や外国人選手でも関係なくその姿勢は変わりませんでした。

外国人投手には英語で話しかけるのかとインタビューされた村上宗隆選手は笑いながら次のように答えています。

「『ファイト!』とか簡単なことしか言ってないっス」

引用元:先輩・山田にも臆さず「肩ポン」 ヤクルト村上宗隆は“統率力”も怪物級?【燕軍戦記】/AERA dot.

このように外国人投手であってもシンプルな英語で声かけを行う村上宗隆選手。

しかし、ヤクルトのスコット・マクガフ投手からは「ムラカミの英語は上手」という評価を得ているので、日を追うごとに上達していることが予想できます。

いくらシンプルな声かけであっても、日本人なら外国人に話しかけるのは躊躇してしまうものです。

それでもチームのためならと「フォア・ザ・チーム」の精神で物怖じせず英語を話せる力は、海外へ行った時に必ず役に立ちます。

ZEN

この壁が越えられているなら、外国語でのやりとりは7割成功しているようなもの!

英語に必要なものは「相手に伝えたい」という強い気持ち「勇気」です。

「フォア・ザ・チーム」の姿勢を通して自然とそれができる村上宗隆選手の英語は、メジャーでも通用するでしょう。

思わず助けたくなる「愛されキャラクター」

村上宗隆選手は周りから可愛がられる「愛されキャラクター」です。

いくつかエピソードをご紹介します。

前出の動画の56:30では、村上宗隆選手は東京オリンピックの大事な試合で、なんとユニフォームのズボンを忘れるという致命的なミスをしてしまったことが発覚。

練習をしてから入浴を済ませ、いざユニフォームを着ようとした時に気づいたそうです。

ホテルまで30分ほどかかり取りに帰るのは無理だったので、結局チームメイトの千賀滉大選手のユニフォームを借りて試合に出ることになったんだとか。

ZEN

自分のユニフォームなんて、よっぽど可愛がってないと貸さないですよね!

49:30では、村上宗隆選手が尊敬する先輩の青木宣親選手からスーツをプレゼントされていることが分かりました。

毎年何かのタイトルを取るたびにスーツを買ってあげており、すでに10着前後あげたという青木宣親選手。

中には1着30万円する高価なものまであったそうです。

ZEN

後輩として愛されている村上宗隆選手ならではのエピソードです!

それだけ「愛されるキャラクター」である村上宗隆選手ですが、外国人選手からも愛されているんです。

村上宗隆選手は第55号のホームランを打ったその日に、自身のInstagramを更新。

偉業達成を祝福するコメントの中には、外国人選手からのコメントが複数ありました。

  • Mucho power💪🏾caballete オスナ選手(ヤクルト)より
  • Congratulations my friend! サイスニード選手(ヤクルト)より
  • 60 garbage my boy バレンティン選手(2019年退団)より

上記の3選手はいずれもメジャーリーグでもプレーした経験があります。

元メジャーリーガーたちと関係性が築けている村上宗隆選手は、外国人選手からも愛されるキャラクターなんだなということが分かります。

私も海外へ行ったことがありますが、外国人は多少こちらが話す英語が間違っていても、ちゃんと理解しようと想像しながら会話してくれるので内容は伝わります。

「愛されるキャラクター」であれば、相手は「助けてあげよう」と言う気持ちになるので、村上宗隆選手はメジャーに行っても周囲から手助けしてもらえるでしょう。

「コミュ力の高さ」でメジャーに在籍できている成功例がある

村上宗隆選手と同じように英語が弱点にも関わらず、「コミュ力の高さ」でメジャーで成功しているのが川崎宗則選手です。

実際の現地での川崎宗則選手の様子がコチラ。

正直言って、英語のレベルは村上宗隆選手以下ではないかなと思うぐらい低い川崎宗則選手ですが、インタビューで一生懸命答える彼の姿にメジャーリーガーたちやアナウンサーは爆笑してますよね。

恥ずかしげもなくダンスしている姿も周りの選手からは大ウケです。

このような「コミュ力の高さ」で、現地でのコミュニケーションをこなしている川崎宗則選手は、英語が苦手な村上宗隆選手もメジャーで通用する可能性を示す良い例だと思います。

結論:村上宗隆の英語力は低いが、メジャーでは人柄の良さでやっていける!

村上宗隆選手の英語力がメジャーで通用する理由を動画などを元に解説しました。

確かに村上宗隆選手の英語はいまいちですが、メジャーでは通用します。

理由は以下の通りです。

    村上宗隆選手の英語力がメジャーで通用する理由

    • フォア・ザ・チーム
    • 愛されキャラクター
    • コミュ力の高さ

村上宗隆選手は、味方が日本人だろうが外国人だろうが関係なく「フォア・ザ・チーム」の姿勢を貫くことができます。

日本人なら外国人に話しかけるのは躊躇してしまうものですが、チームのためならと「フォア・ザ・チーム」の精神で物怖じせず英語を話せる力は、海外へ行った時に必ず役に立ちます。

村上宗隆選手は周りから可愛がられる「愛されキャラクター」です。

「愛されるキャラクター」であれば、相手は「助けてあげよう」と言う気持ちになるので、村上宗隆選手はメジャーに行っても周囲から手助けしてもらえるでしょう。

村上宗隆選手と同じように英語が弱点にも関わらず、「コミュ力の高さ」でメジャーで成功しているのが川崎宗則選手です。

「コミュ力の高さ」で、現地でのコミュニケーションをこなしている川崎宗則選手は、英語が苦手な村上宗隆選手もメジャーで通用する可能性を示す良い例だと思います。

これからも村上宗隆選手を応援していこうと思います。

村上宗隆選手のバットにこだわる理由や物干し竿で素振りしていたことについての記事も書いたので、ぜひ読んでみてください!

あわせて読みたい
あわせて読みたい

-スポーツ